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門脇むつみ

教授

1970年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了・博士(文学)
日本学術振興会特別研究員(PD)、城西国際大学研究員・助教・准教授を経て現職。
第14回國華奨励賞。

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論文

・「根津美術館所蔵「邸内遊楽図屏風」について―土佐派系町絵師が描く若衆宿での遊興」(『根津美術館紀要 此君』12号、2021年)

・「二点の「池田恒興像」―狩野探幽・尚信の肖像画制作」(板倉聖哲・髙岸輝編『日本美術のつくられ方─佐藤康宏先生の退職によせて』羽鳥書店、2020年)

・「江月宗玩による表具の記録と制作」(『日本の表装と修理』、勉誠出版、2020年)
・「俵屋宗達筆「風神・雷神図屛風」考―雨を司る神々―」(『待兼山論叢』53、2019年)
・「狩野山雪筆「藤原俊成・定家・為家像」三幅対について―松花堂昭乗との関わり―」(『畫下遊樂二 奥平俊六先生退職記念論文集』、藝華書院、2018年)
・「後水尾天皇時代の宮廷絵画―描く天皇、皇族と画壇」(『天皇の美術史4 雅の近世、花開く宮廷絵画 江戸時代前期』、吉川弘文館、2017年)
・「近世狩野派の墨竹図をめぐる教養―制作、鑑賞のための基礎知識の形成」(『形成される教養 十七世紀日本の〈知〉』、勉誠出版、2015年)
・「近世の絵仏師[徳悦、徳応、貞綱(徳栄)]の肖像画制作」(『鹿島美術財団年報』32、2014年)
・「若冲と大典―『素絢石冊』と『玄圃瑤華』の画と詩」(『詩歌とイメージ 江戸の版本・一枚摺にみる夢』、勉誠出版、2013年)
・「傳狩野元信原畫「獸盡圖屏風模本」と狩野派の動物畫」(『國華』117(7)、2012年)
・「林羅山の題画文学と美術史--「武州州学十二景図巻」跋を読む (特集 近世散文における引用と挿絵)」(『国文学 解釈と鑑賞』75(8)、2010年)
・「詩仙図について (特集 十七世紀の文学)」(『文学』11(3) 、2010年)
・「趙州狗子話と絵画--祖師図、肖像画、宗達、若冲」(『城西国際大学日本研究センター紀要』4、2009年)
・「「観馬図屏風」について―将軍家綱をめぐって―」(『美術史家大いに笑う―河野元昭先生のための日本美術史論集』、ブリュッケ、2006年)
・「懐月堂派と俳諧に関する一試論 (特集 浮世絵と板本)」(『浮世絵芸術』145、2003年)
・「「相応寺屛風」研究」(『美術史論叢』12、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部美術史研究室、1996年)

書籍

【著書】

・『巨匠 狩野探幽の誕生―江戸初期、将軍も天皇も愛した画家の才能と境遇』(朝日新聞出版、2014年)

・『寛永文化の肖像画』(勉誠出版、2002年)

【図録】
・「龍光院の絵画」「欠伸年譜草現代語訳―江月宗玩和尚の生涯―」(『大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋』(MIHO MUSEUM、2019年)
・「松花堂昭乗画のひみつ―〈梅花を画くに匂いあるがごとく、人形を図すに眼動くに似たり〉とは」(『松花堂昭乗、書画のたのしみ―麗しき筆あと、愛らしき布袋―』 八幡市立松花堂美術館、2017年)

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